VisualStudio2017のネイティブメモリ診断機能が使えなくなった時の対処法

VisualStudio 2017便利ですね。

なんと、ネイティブメモリの解析が出来てしまいます。
スナップショット取って比較したり出来るので、メモリリークも簡単に見つかります。

以下の記事は2015ですが、概要はだいたい同じだと思います。
qiita.com

さて、本題ですが、私の環境でネイティブメモリ診断機能を使用していたときに遭遇したエラーと対処方法を忘備録として残しておきます。

【現象】
デフォルトではネイティブメモリの診断機能は無効になっているため、
デバッガーでアプリケーションを起動して有効にした後にデバッガーを再起動する必要があります。
再起動後、診断ツールの「メモリ使用量」にこんなメッセージが出ていました。

既に処理中のヒープセッションが存在するため、ネイティブメモリのプロファイルセッションを開始できません。Windowsは、コンピューターごとに1つのアクティブヒープセッションしかサポートしません。ほかのVisual Studioインスタンスまたはほかのパフォーマンス分析ツールを閉じてください。

なんのこっちゃ。

【対処法】
タスクマネージャーを開いて下のやつをkillってください。
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Shared\Common\DiagnosticsHub.Collection.Service\StandardCollector.Service.exe

その後、再びデバッガーを起動すれば診断ツールが復活していることでしょう。
(少なくとも私の環境では復活しました)

誰かのお役に立てば幸いです。

それではまた。